口臭について

他人の口臭を嗅ぐと不快な気持ちになりますよね。しかも満員電車の中や、エレベーターの中など

密閉され、しかもすぐには移動できない状況ではなおさらそうですね。

反対に自分の口臭は気が付かないことが多いです。

うちの医院でも、口臭を気にされて来院する患者さんがいらっしゃいますが、

そういう人は逆にそれほどでもない方が多いです。そういう方は常に自分の体の変化に気を配っているからかもしれません。

その口臭の原因ですが、ほとんどはむし歯か歯周病によるものがほとんどです。というのも不快な口臭の原因は口の中の

細菌が産生した『揮発性硫黄化合物』だからです。このような疾患があると、口の中の細菌の数が増えて、その分細菌が産生する

このような物質も増加するのです。また、口臭は唾液が少ないと増えますので、起床直後が一番強いを言われています。

その後食事や歯磨きなどで減少していきます。朝ごはんや歯磨きをしないで外出するのは少し怖くなりますね。

予防としてはそれらの疾患の治療が一番です。それでも気になる人は舌ブラシを使って舌の表面についた汚れ(舌苔と言います)

を除去してもいいかもしれません。

ここで気をつけなくてはならないのは、自分が口臭があると思い込んでしまい過剰にケアをすることです。

一説によると、あまり過剰に舌苔を除去しすぎるとかえって口臭が増すということです。

最初に書きましたが、気にする人のほとんどは口臭のない方がほとんどです。

どうしてもという方は大学病院にある口臭外来を訪れてみるのもいいかもしれません。

自分の口臭を数値にして表してくれるので、客観的に評価できて安心するのではないでしょうか。